FX法人化手順~FX法人口座開設まで

FX法人化手順~FX法人口座開設まで

FX用の法人を設立するときの流れなど

FX法人化手順FX法人口座開設までの前提条件

株式会社で設立する・・・合同会社と株式会社のどちらで設立するかを検討後、株式会社にすると決めている状態とする。

合同会社でも設立できて多少の初期費用は安く済みますが、最近ではあからさまにFX用の法人を設立するとFX業者の口座を開けない場合があるようです。その法人がFX用として使わなくなった後のことも考えると、最初から株式会社で設立することをおすすめします。

株式会社の設立に関する一連の流れはネット上でも拾えますし、FX法人設立用の本も出ているので詳細は省略します。ネットや書籍では拾えない実務的なことや気付いた注意点などを書いていきます。

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FXトレーダーのための法人活用

 

FX法人設立を決意したらどこに依頼するのか

株式会社の設立自体はどこに依頼しても20万2,000円(登録免許税15万、定款認証手数料52,000)を下回ることはありません。これは実費だからです。

たまにそれ以下でやります!と表示されているところは、同時に税理士顧問契約や月額コンサルフィーなど、別の報酬でまかないます。

最初から税理士契約も一緒にしたい方は、セットになっているところへ依頼すれば良いと思いますし、税理士の当てがある場合や決算時のみ依頼して費用を安くしたい場合は設立のみ依頼すれば良いと思います。

私の場合、ネット上で見つけた行政書士法人を利用しました。上記202,000円に手数料として数万円ということで、別途費用は一切発生していません。やり取りはほとんどメールで行い、電話は1~2回ぐらいです。先方も慣れているので、次はこれをやってくださいと指示が来ますので、こちらはそれに従っていくだけで法人の設立は完了できます。



 

FX法人化にあたっての各種注意点

FX用の法人につける商号(会社名)は間口の広い名前が良い

FXトレード用の法人なので、例えば「株式会社FXトレーディング」などにすると、もし将来FXトレードをやめたときに他の事業へ流用し難くなります。

その法人を利用して副業や別の事業を開始するときにも不便です。

仮にネットショップを経営することになって、会社名が「株式会社FXトレーディング」じゃちょっと困りますよね。

また、家族が居る場合などは学校や様々な申込用紙や書類に、父(母)の会社名が「株式会社FXトレーディング」じゃちょっと書きにくいですよね。私の主観なのでそれでいいという方は別に構いません。

あと、法人設立後に銀行口座を作りますが、「株式会社FXトレーディング」だとかなり厳しいかと思います。銀行口座開設については後にも書きます。

会社名は一度付けたからといって変更できないわけではありませんが、再度登記するのに費用も手間もかかり会社印なども再度作成することになります。

 

定款の事業目的はFXトレードをメインにしない

定款の事業目的がFXトレード事業だけだと、いかにもFX専業トレーダーなのでやめた方が良いです。様々な場面で会社の謄本を提出することがあって、目的がFXトレードのみだと結構不遇な扱いを受けます(断言してもいいです)。

自宅を賃貸するときに大家さんがFX専業トレーダーに貸したいでしょうか。もし儲かって事務所を借りようと思ったときにFXトレード専業だと審査がかなり厳しくなります。クレジットカードを作る(更新)するときも、FX専業だったらおそらくハネられます。

ではどうするか。

もしも自分がFX事業をやめたら何をするかと考えて羅列してもいいですし、Webサイト制作やプログラミングなどインターネット関連事業の中にFXもやるかもしれませんぐらいにした方が良いでしょう。

あくまでもFXはおまけ程度の目的にしておいた方が良いです。



 

FX法人の本店所在地をどこにするか

持ち家の人は、通常自宅の住所を本店所在地にすることがほとんどだと思います。

自宅を本店にしたくない場合や、賃貸住宅で公団やアパートなどに住んでいて登記できない場合などは、バーチャルオフィスを活用する方法があります。

本店住所を借りるだけなら月額数千円程度で済みます。住所を貸してくれるだけじゃなく、そこに送られてくる郵便物などを転送してくれたりもするので結構便利です。

バーチャルオフィスは検索すれば数々の業者さんが出てきます。貸してもらえる住所が結構都心のど真ん中(青山、銀座、新宿、六本木など)も多く、そういったところの住所を借りるとかえって目立ってしまいます。あえてマイナーな住所を選んだ方が良いと思います。

また、バーチャルオフィスを運営している会社が小規模だったり、あまりにもマイナーな場合はバーチャルオフィス事業を撤退する可能性もあります。借りている会社が撤退したら本店住所の変更をしないといけないので、手間も登記費用もかかってしまいます。

 

FX法人の資本金をいくらにするか

会社法の改正により、資本金はは1円でもできます。

しかしいざFX法人を設立して、その後FX業者に口座を開設するときに審査でハネられる可能性が高いようです。どっちみち資本金はFXトレードの証拠金として預け入れるので、死に金になることはなく、100万円~200万円ぐらいを最低ラインとした資本金にした方が良いです。最近は100万円でも口座開設を断られたという人もいるようなので、徐々に厳しくなってきているのかもしれません。

 

FX法人の節税について

FX法人の運営に関する節税のシミュレーションを、知識の無い個人がやっても結局うまくいきません。節税に関心が高いのであれば、FX法人設立を決めたらすぐに税理士と顧問契約を締結して、設立に関する納税シミュレーションしてもらうと良いかと思います。

そもそもFXトレード事業の年間収益をシミュレーションするのはかなり困難です。いくら綿密なシミュレーションをしても、年間収益がいくらになるかを予想するのはかなり困難です。

役員報酬の決定も重要です。これも年間収益の数字が全くわからないので、設立当初は生活できる最低ラインに設定しました(現在は引き上げています)。これも究極に節税したい方は綿密なシミュレーションが必要です。

ちなみに役員報酬はコロコロ変えられませんので、あまり多く設定しないほうが良いと思います。

 

FX法人の事業年度

FXを個人でやる場合は、1月1日~12月31日が事業年度と決まっています。しかし法人は何月締めにするのは自由に決められます。

個人的な意見ですが、例えば今6月だとしたら、決算期は4月末とか5月末のようになるべく遠い月の方が良いかと思います。6月に法人化して、8月決算法人にしてしまったら開業2ヶ月で決算を迎えてしまい、決算に係る税理士報酬がすぐに発生してしまいます。

あとは決算期を3月や9月にするのも避けた方が良いかと思います。

3月や9月は一般的な事業法人の決算が集中する月なので、税理士事務所が忙しくてあまり丁寧な対応が期待できません。ちなみに通常は、4月決算であれば6月末までに税務申告、5月決算なら7月末申告です。

 

会社印(法人印)の発注

法人名が決まり次第、会社印を発注しなければいけません。

法人名の認証が通るとすぐ各種書類に押印する必要があります。

法人名の認証にオッケーが出たら即注文しましょう(法人名の認証が通る前に発注してしまうと、類似商号などでNGが出てしまったら印鑑が無駄になってしまうので注意)。

楽天やヤフーショッピングなどに安くてスピーディーな印鑑屋さんはたくさんあります。

↑これくらいのもので十分です。

デザインや大きさなど、最初はこだわりたくなりますが、結局は一般的なありふれたタイプのものが重宝します。私もチタンの印鑑がかっこいいなぁなんて思いましたが、結局上のリンク先で買いました。

法人代表印、銀行印、認め印などに分かれたタイプも多いのですが、よほどの事情が無い限り法人代表印のみか、銀行印とセットで良いかと思います。

 

銀行口座の開設

法人の登記が完了して、謄本が取得できる状態になったら銀行口座を開設します。

何とも言い切れませんが、紹介などが無い限り都銀などの比較的大きい銀行では断られる可能性か高いと思います。逆にFX用の法人であれば大手銀行で開設必要もありません。

まずは、楽天銀行や住信SBIネット銀行などネットバンクへの申し込みが良いです。

ネットバンク以外では、ゆうちょ銀行が比較的開設しやすいかと思います。

なぜかジャパンネットバンクは審査が厳しく、開設されないというケースも聞きますのでご注意してください。

楽天銀行

ジャパンネットバンク

新生銀行

 

その他各種届出

登記が完了したら税務署や都税事務所(地方は市町村なども)へ法人の設立届けを提出しなければいけません。ネット上で調べれば提出する書類などはわかりますが、税理士等の顧問契約をしていない人は、全部自分でやることになるので意外とややこしいかもしれません。

 

FX業者へ口座開設

法人口座を扱っているFX業者へ口座開設を申し込みます。

法人口座を開設してもレバレッジは変わりませんが、会社社長としての社会的立場や「お仕事」としてのFXトレードができるようになりますよ。

法人口座を扱っている業者(主観でピックアップ)

外為ジャパン

取引ツールは多少使いにくいけど、雇用統計などの大型指標のときに他社ほどスプレッドがガバッと開かないところが魅了です。

DMM FX

こちらもスプ狭い、通貨ペアの種類が多い。

GMOクリック証券【FXネオ】

業界大手ってことで。法人口座の審査は厳しめとよく聞きます。

MATRIX TRADER

JFXです。スキャルピング歓迎。ツールが使いやすい。毎日社長の相場見通しが読める。スーパーボリンジャーが使える。オススメ。

FXならM2J

マネー・スクウェアジャパンですね。私はパソコンに張り付いての短時間トレードがメインなのであまり使いませんが、トラリピが使えるFX業者さんなので、放置型だったりルールに厳格なFXトレードをする人には向いています。



あとは法人口座で儲けるだけ!

これでFX法人の設立から法人口座の開設は完了しました。

あとはトレード手法を磨いて稼ぐだけですね。

法人化したからには「仕事」だと思って頑張ってください!

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