いや、昨日のユーロドルは危なかった危なかった。
結果的にはこれ以上無いところで決済できて+146万円ちょっとで終わりましたが、あと2時間ちょっと持っていたら▲250万ぐらいになるところでした。
私の前職がファンドマネジャーだったことは何度か記事にしたことがあります。
投資信託(ファンド)を買ったことがある人ならわかると思いますが、必ず目論見書ってもらいますよね。
例えば、「大和投資信託」こんな冊子です。
あと、ファンドについて定期的に運用レポートも送られてきたりしますよね。
例えば、「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)運用報告書」こういうの。
こういうのって、まず絶対読まないですよね。
ファンド会社在籍中は、こういうのを作成する業務もやっていました。
「誰が読むんだこんなの!」って思いながら。。
ざーっと見てわかると思いますが、めちゃくちゃ大変です。
WORDとEXCEL、パワポなどで下地を作って、弁護士や会計士、税理士などとやり取りしながら作成して、表紙のデザインとかまでやっていました。
文章がおかしいと弁護士から指摘されるし、数字がおかしいと会計士から指摘されるし、表紙デザインが悪いと上司から指摘されるし。
もちろん全部一人でやっているわけじゃなくてチームでしたが、管理職だったので全てに目を通したり、自ら作成していました。
国内籍ファンドならまだいいんですけど、私は外国籍ファンドの担当だったので、香港とかケイマン諸島とかシンガポール、ルクセンブルクなどと調整する必要があって、時差の影響で午前2時からミーティングとかザラでしたね。
そんで、ファンド決算が終わったら、「有価証券報告書」←こういうのを提出して、ケイマン籍ファンドならケイマン諸島の金融庁へ報告して一段落です。
いや、なんでこんな話を記事にしたのかというと、新卒の頃から教えてきた私の後輩が偉くなってこの業務担当になったらしいんです。
今日連絡が来ていろいろと質問されたんで、なんか懐かしいなーと思いまして。
たまには目論見書系の冊子も読んであげてくださいね(笑
裏には一生懸命作っている人がいるんだろうなーって思いながら。
為替に関係無い話ですみません。