ご存知の方も多いと思いますが、「未来レート」ってありますよね。
インターバンク市場は金曜日のニューヨーク時間午後5時以降、月曜日の取引開始まで市場は休みになります。
中東(イスラム圏)では、金曜日が安息日とやらで休日らしいので金融市場も休んでいます。
しかし土日は休みじゃないので金融市場(バーレーン市場)も開いています。
市場が開いているので、為替の数字も動いているので、金曜のニューヨークが引けた後の動きを参考にするのには良いかもしれません。
ただし、市場が小さくて流動性が乏しいこともあって、バーレーン市場の数字がそのまま月曜日に引き継がれるようなことにはならないことが多いです。
じゃあ、あまり参考にならないじゃん!と思う人もいるかもしれませんが、ニューヨーク引け後に大きなニュースなどがあると、バーレーン市場は大きく動くことがあるので、週明け早々荒れそうかどうかの参考にはなるとは思います。
週明け相場の動向を事前に見ることができるので、「未来レート」と呼ばれているようです。
ついこの前のキプロスショック(←個人的にこの呼び方は好きじゃない)で月曜日は大きく窓を空けて始まりましたが、バーレーン市場でも下に乖離していたので、あながち間違いでもなさそうですよ。
私の場合は週末持ち越しをすることがまず無いのであまり実戦で活用することはありませんが、土日に見てあまりにも週末の終値とかけ離れていたら、週明けの相場に影響するような何かが起こったのかもしれませんよ。
※念のためですが、基本的に信じちゃいけないレートですからね!!