私の周りでも専業トレーダーで離婚している人は多いですねー。
2つのパターンがあって、
1.専業になってから離婚
2.離婚してから専業になった
1のパターンは言うまでもなくトレーダーとして稼げなくなって生活が成り立たず離婚。
これ結構多いです。
一度ツイッターで言ったことはあるんですが、私は2のパターンなんですね。
今までも、
「諸事情で会社員ができないから仕方なしに専業トレーダーをやっている」
と散々言ってきましたが、その理由については特に触れてきませんでした。
じゃあなんで離婚したら会社員ができないのかというと、子供を引き取ったからなんですね。
あの10億トレーダーさんも離婚して子供を引き取って専業トレーダーをやって10億稼いだって聞いたので、なんかちょっと嬉しかったですけどね。
子供を引き取ったので、生活のリズムとして「東京タイム」がメインになっちゃったって感じです。
朝は子供が出かけるまでいろいろやって、東京タイムでトレードして、夕方子供が帰ってきて、メシやら風呂の世話をして、寝付いた後にブログやらネットショップの更新やらやって・・・って基本的にこんな感じの日常です。
だからもちろん夜は遊びに行くわけにもいかず、土日は子供の対応、平日も参観日やらPTAの係りやら結構バタバタです。
細かいことも多いんですよね。
予防接種の日程を組んだりプリントに目を通したり勉強教えたり習い事の送り迎えをしたりいろいろと。
子供抱えたから会社員ができないってこともないんでしょうけど(やってる人はいっぱいいる)、私のいた業界は9時-5時ってわけにもいかず、海外勢も相手にしていたから夜中2時でも3時でも関係なかったんで会社員として子供を引き取るってのは無理でしたね。
じゃあ家でできる仕事ってなんじゃろかって考えたら専業トレーダーしか自分にはできなかったんですねー。
そのリスクヘッジとして、ネットショップのノウハウを学ぶことと、独立系の国家資格を勉強するという感じです。
子供に対応する時間帯にポジションを保有しているとイライラしたり上の空になってしまうと思って、子供がうちにいる間(起きている間)は基本的にポジションを持ちません。
父ちゃんが、子供とメシ食いながらスマホでチャート見てたり、風呂から上がったら頭乾かす前にダダダーってチャートを見に行ったりするのってイヤですもんね。
だからなんとなく消去法で「東京タイム内に数時間以内でトレードを完了」っていうスタイルになっちゃいました。
寝付いた後、たまには夜中もやりますけどね。
このタイミングで離婚話をぶっちゃけられてもって感じですが、一番最初に挙げた例の1に該当する人は周りに多いですよってことを言いたかっただけです。
・会社員時代に株や為替で数百万稼ぐ
↓
・専業でやっていけるんじゃね?
↓
・専業になったが稼げず
↓
・嫁からプレッシャー
↓
・とうとう離婚を告げられる
↓
・子供を連れていかれて離婚
↓
・茫然自失でバイト生活
みたいなパターンです。
どんな商売でもそうでしょうが、自分の腕だけで食っていくって相当大変ですし、失敗したときのことをきちんと考えてから始めた方がいいですよ。
特に、とっかかりで誰でもなれる独立開業系の職業は潰れる確率も相当高いのはご存知のとおりです。
専業トレーダーなんて、学歴関係なし、年齢関係なし、明日会社を辞めてトレードを始めたらみーんな「専業トレーダー」ですからね。
そりゃダメになる人も多いわけで。
あとは、トレードで大損ぶっこいたから電車に飛び込むとか死ぬとか選択する人。
開き直って生きてりゃなんとかなるから選択肢に死ぬってことだけは入れないで欲しいなーってこと。
これはイジメで自殺する中高生なんかにも言いたいけど、死なないで済む方法なんかいくらでもあるからとりあえず死ぬなって言いたいですね。
記事のタイトルから話が脱線してきたので今日はこの辺で。